婚約指輪はいつ付ける?

婚約指輪は宝石箱の奥に

結婚式以前にプロポーズの証として贈られる婚約指輪(エンゲージリング)。 プレゼントされたものの使いどころが無いと宝石箱などに仕舞われがちな婚約指輪ですが、実は結婚式をはじめ活躍できるシーンがあります。

婚約指輪をもらったらいつつける?

婚約指輪は、受け取った日から結婚までの婚約期間中に身に着けるものというのが一般的な解釈です。 婚約指輪は幸せの象徴でもあるので、できるなら日常生活でも身に着けておきたいもの。また、周囲に結婚の意思を伝えるものでもあるので、仕事や週末のお出かけに身に着けていくのももちろんOKです。

また婚約期間中に、婚約したことの喜びの余韻に浸れるから普段の職場などでもと着けている人がいます。ただ、数十万円する高価なものなので、ダイヤが外れてなくなってしまわないか、傷つけてしまわないかと心配をして外している人のほうが多いようです。特に立て爪に一粒ダイヤが突出しているソリティアは、石が衣服や家具などに引っかかり作業がしづらく、日常の家事や仕事での作業には向いていないかも。

指輪交換のときにはどうするの?

結婚式で婚約指輪と結婚指輪を重ねづけする場合も多いでしょう。 すでに指輪が付いている指に指輪をはめるのは少し無粋ですし、新郎も指輪をはめにくいです。婚約指輪は右手薬指にはめるか指輪交換の間は外しておきましょう。

指輪交換を終えたら、結婚指輪の上から婚約指輪を重ね着けしましょう。結婚指輪はシンプルなデザインのものが多いですが、婚約指輪と合わせることで華やかさが増します。 また、あえて重ね着けせず両手に指輪をするという手もあります。 こちらも華やかさが増すこと間違いなし。結婚式という特別なシーンを彩りましょう。

結婚後にも身に着けやすい婚約指輪のデザインは?

婚約指輪はダイヤをあしらった高価なものが多いため、結婚式に出席するときや旦那さんとの記念日デートなど、特別な機会に身に着けドレスアップをする方もいます。 同じブランドの婚約指輪と結婚指輪を購入して、重ね付けするのもオシャレです。 1つずつでも素敵ですが、2つ重ねることで違った印象になるので、場に応じて3通りのバリエーションを楽しむことができます。

また、婚約指輪の代わりにエタニティリングを購入するケースもあります。 エタニティは凹凸が少ないため仕事での着用に向いているでしょう。デザインはシンプルでもダイヤの輝きはとても美しく、上品で上質な印象を与えます。 そのため、エタニティはどんな洋服やジュエリーにも合わせやすい指輪です。 同じエタニティでもデザインによって印象が大きく変わるので、デザインの違うものを重ね着けして楽しむこともできます。 重ね着けしやすいのは、ストレートタイプの結婚指輪ならストレートタイプの婚約指輪。ウェーブタイプなら同様にウェーブタイプです。 また、最初から重ねづけを目的としたセットリングなどもあります。例えば、サイドストーンタイプとハーフエタニティタイプ、エタニティタイプとハーフエタニティタイプのセットが挙げられます。

さまざまな組み合わせが楽しめる婚約指輪。 単体で、結婚指輪と組み合わせて、シーンに合わせた使いこなしで手元を彩りましょう。