プロポーズは、カップルにとって一生に一度しかない大切なイベントです。 どのような演出にするか、場所はどこにするかなど、プロポーズの準備は多くの男性を悩ませてきたことでしょう。 婚約指輪を渡す演出は、国や文化によって違いがあることをご存知でしょうか? 今回は各国の、そして日本の女性が喜ぶ婚約指輪の渡し方についてお話ししていきます。
日本では、自宅で自然にプロポーズしたり、会話の流れで結婚したという意志を伝えたりと、シンプルで静かな方法を選ぶ男性も少なくありません。 もちろんサプライズプロポーズを行うカップルもいますが、大勢の人に祝福というよりは2人きりになる演出を好まれる方も多いはず。 しかし、世界では結婚の定義やプロポーズの認識が日本と異なる国が多く存在します。 世界ではどのようなプロポーズ方法が主流なのでしょうか?
ロマンチストの多いイギリスは、アメリカ同様彼女の前でひざまずき愛を誓うプロポーズが主流です。 旅行先などの、特別な場所を利用して渡す方が多く、また両親などの親族から婚約指輪を受け継ぐこともあります。 また、近年ではお菓子を使ったプロポーズ方法が流行しています。 イギリスで定番のお菓子であるカップケーキにペンチョコやスプレーチョコでプロポーズの言葉を書き、ピクニックやホームパーティの時に渡すというシンプルな方法です。 シンプルですが、彼の手作りの愛は彼女にしっかりと伝わることでしょう。
フィリピンのプロポーズの方法は、実にロマンチック。 フィリピンは家族との関係性をとても大切にする国なので、家族にも彼女が好きであることを伝えながら交際、結婚へと関係を進めていきます。 プロポーズの際は、意中の女性の家に行き窓の下で「ハラーナ」という歌を弾き語りしてプロポーズの意志を伝えるそうです。 スペインでも古くはこの方法でプロポーズが行われていましたが、現在でも行っているのはフィリピンだけだと言われています。
一風変わったプロポーズがあるのが、イスラム教徒の多いトルコです。 男性にプロポーズをされて、女性がノーの時は塩を入れたまずいコーヒー、イエスの時は美味しいコーヒーを出すそうです。 ただ口頭で返事を述べられるだけではないので、返事を待機している男性は気が気でないことでしょう。
一生に一度しかもらえない婚約指輪は、「一緒に選ぶのも素敵だけど、やはりサプライズで渡されてみたい と、サプライズで渡される演出に胸を撃たれる女性が多いようです。 また、女性の性格を考慮しで渡し方を考えるのも良いでしょう。
落ち着いている女性に、サプライズ性だけを意識した演出をする場合は注意が必要です。 例えば、一昔前まで主流であったケーキやシャンパンの中に指輪を仕込む方法は、衛生的ではないと感じたり、少しおちゃらけているような印象を与えてしまう可能性も・・・。 彼女を騙すようなプラン、他人に迷惑がかかりそうな大きな演出は好まれないことがあるので、演出の規模や方法はシンプルにすることをオススメします。
イベントが好きで明るい女性への指輪の渡し方は「大胆で華やか」が良いでしょう。 オススメなのは、多くの人に祝福してもらえるような大胆なプロポーズです。 友人に協力して貰ったり、お店やイベントを巻き込んだプロポーズで、大々的に愛を伝えてみるのも喜ばれるはず。フラッシュモブプロポーズに挑戦してみるのもありかもしれませんね。
ロマンチックな演出が普段から好きな女性には「お姫様扱い」をするような演出がオススメです。 王道な夜景、チャペル、高級レストランなどでの演出も喜んでもらえるでしょう。 また、ロマンチストな女性は凝ったプレゼントやたくさんの仕掛が好きなことが多いです。 おもちゃの指輪や二人の思い出の写真をアルバムにしたりと、少し手の込んだ仕掛けをしてみてはいかがでしょうか。
一生に一度のプロポーズ、言葉に愛を込めるだけでなく、婚約指輪の渡し方にも彼女が忘れられなくなるような愛を添えてみてはいかがでしょうか?