「婚約期間」の長さはどのぐらい? 婚約中にやるべきこと

婚約期間とやるべきこと

プロポーズで結婚の約束を交わしたら、その日から結婚するまでの間は「婚約期間」となります。 結婚しようと決めたら、結婚式や入籍の日取りをいつにするかを決めなければなりません。具体的な時期を決めるにあたって「婚約期間はどのぐらいみておくのが良いのだろう?」と思われる方も多いと思います。 ここでは、婚約期間の長さについて、婚約中にやるべきことと合わせて考えていきたいと思います。

理想的な婚約期間の長さはどのぐらい?

婚約してから結婚するまでの期間は、カップルによってかなり異なります。 短い場合は3ヵ月程度、長い場合は2年近くということもあります。 平均的には、およそ1年程度を婚約期間とするカップルが多いようです。 婚約期間が短い場合と長い場合、それぞれにメリット・デメリットが考えられます。 婚約期間が短ければ、二人の結婚への気持ちが高まっている間に情熱を持って結婚準備を進めることができます。婚約期間中に気持ちに迷いが生じたり、マリッジブルーになったりといった問題は起こりにくいと言えるでしょう。一方で、結婚までに必要な準備期間が足りず、妥協する部分が出てしまう可能性が考えられます。また、結婚に向けた気持ちの整理の時間が十分取れない場合もあるでしょう。 婚約期間が長ければ、結婚式や入籍に向けて余裕を持って準備に取り組むことができます。結婚は人生の晴れ舞台、万全の準備を整えて臨みたいという場合にはやはりある程度の婚約期間の長さは必要になると言えます。 ただし、婚約期間が長すぎると相手や結婚に対する気持ちが冷めてきたり、さらにはマリッジブルーになってしまったりといった問題が起こることもあるため注意が必要です。

婚約期間にやるべきこと

一般的にはおよそ1年が目安とお伝えしましたが、カップルによって事情は変わってくるでしょう。 どの程度の婚約期間とするかを考える際には、婚約期間中になにをしなければならないかを知り、それぞれに対する考えを二人ですり合わせておくのが重要になります。婚約期間中にやるべきことには主に以下のようなものがあります。

両親への報告・挨拶

婚約したら、まずはそれぞれの両親に報告し、結婚の承諾を得ましょう。その後、お互いの家族に挨拶にいきます。

結納または顔合わせの食事会

結納を行うかどうかや、その方法などについては地域差や家族の考えによって変わってきます。最近では正式な結納の代わりに両家の顔合わせの食事会を行うカップルも多く見られます。

結婚式に向けた準備

婚約期間に行うことの中で、一般的に最もボリュームがあるのが結婚式に向けた諸々の準備です。まずは情報収集や二人や家族の意見のすり合わせ。式場選びや演出や衣装、引き出物といったプラン決定、招待客および席次の決定や招待状の発送などなど、さまざまな準備が必要になります。二次会その他の披露パーティーを行う場合はそちらについても準備を進めます。

婚約指輪、結婚指輪を選ぶ

婚約記念品として婚約指輪を贈る予定であれば、結納や顔合わせ食事会のタイミングに間に合うように早めに注文しておきましょう。 結婚指輪については結婚式までに準備しましょう。刻印を入れる場合などは納品までにある程度時間が必要になるため、こちらも余裕を持って注文したいところです。

新居探し、新居での家具・家電購入

結婚後、新居への引っ越しを行う場合、婚約期間中に物件探しを行う必要があります。新たに必要となる家具や家電についてもある程度購入準備を進めておくべきでしょう。 主なものを取り上げましたが、このほかにも勤務先への報告や引っ越しする場合の諸手続き、新婚旅行を予定している場合はその準備など、婚約期間中にやるべきことは多岐にわたります。 これらにどの程度時間がかかるかをイメージしながら婚約期間の長さを検討することをおすすめします。